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テノール歌手ソングライター大瀧賢一郎、KENはへっちゃら テノール歌手ソングライター ケンイチロウ オオタキの部屋

滝号 西へ舵をとれ、、

滝ノ間という空間はすなわち 滝号という航海を続ける船の行く先々で
出会う人々、、そして乗船する覚悟を決めてくれた乗組員とよべる皆さまの
偽ざる想いを共有し明日の推進力とする まさに船の動力室、、それは心臓そのもの

皆さまは クリストファー コロンブス という男をご存知ですか、、
正しくは クリストーフォロ コロンボ さんです 
ジェノバ生まれのの冒険好きなイタリアのおっさんです。
私もいろんな国に行って現地特有の呼ばれ方で呼ばれて頭をかしげたものです。
KENICHIRO これをさらっとイタリア人が読むと ケニキーロです!おれはデニーロか
外国人住民登録のミラノ警察窓口で 大勢の人に向かって窓口からこの呼び方で
呼ばれたものだから、、クンタキンテじゃないですが、、どこのアフリカ系?のやつだろうと
一瞬周りがみんなきょろきょろしました、、4~5秒で私の回路がパチッと働き
事なきを得ました。なぜって、、入国管理窓口は知る人ぞ知る鬼のように厳しい窓口
ちょっとでも資料に不備があると、、帰れ!もちろん呼ばれていなきゃ いくら早朝から
ずっと並んでても 資料ごと ポイッ  そりゃ地上に落ちそうなヒロインを地面スレスレで
キャッチするスーパーマン位の勢いで窓口に 超笑顔で、、駆けつけたことを思い出します。
ようするに コロンブスという 英語読みとも、、ラテン語読み ともとれない呼び方をされて
ご本人様もきっと 僕の事?と 思ってらっしゃるでしょう、、
話は脱線しましたが、、コロンボさんは地球が丸い事を信じてらっしゃいました。
ですからわざわざ東回りで行かなくても西に向かってインドに行ける!と
多くの人の嘲笑と反対を押し切って航海にでました。もちろん付いてきてくれた乗組員は
一部の恐れ知らずの者達だけ、、
しかしコロンボさんの計画よりもぜんぜん陸はおろか島にも到達せず、、
乗組員の間で引き返せ~と暴動までおきだす始末、、それでもコロンボさん
挫けそうになりながらも、、冷静さを保ち 流木が増えてきた事を発見、、乗組員を説得
その後の大発見は皆様のよく知るところですね、、 凱旋、、王からもたくさんの称号と富を授かり
有名人になった彼を  西に行けば理論通り到着しただけだ、、とねたむ冒険家や学者達
ここで有名な コロンブスの卵  の登場ですね 

新しい冒険に出るとき 船長に迷いがあり 安全と快適の保険を片足陸地に残して出航すれば
命知らずの船員達は 船長に本当に身も心も捧げるでしょうか。
滝号は西へ舵をとりました。 もちろん富と名声のためではありません、、
音楽という海のどこかにある新しい大陸を先人達が冒険したように、、新大陸の喜びを
味わっていただくためには 誰かがリスキーな冒険をしなければならない、、
そこは昔誰かが冒険した経路だよ、、と言われても私はまだ未知の島があると信じました。
何時の日か 評論家に 誰でもできる、、なんて言われる日が来たら
みんなで 「滝の卵」  たててやりましょうよ!

滝 賢一郎
滝号 西へ舵をとれ、、_b0113849_13202418.gif

by kenichiro-otaki | 2010-10-29 13:23 | 音楽